工事を始めるには、まずはその場所の「正確な把握」が欠かせません。
ネオプロジェクトでは、地形・地質・交通・構造物などの調査業務を幅広く実施し、プロジェクトのスタートを支えます。
単なるデータ収集ではなく、現場の特性に応じた調査設計・丁寧な実施・成果整理までを一貫対応。測量業務と連携することで、空間情報として“使える調査データ”をご提供します。
事業案内
非破壊試験・各種調査
ネオプロジェクトの非破壊試験・各種調査
私たちの非破壊試験・各種調査の強み
測量・ICTの知見を活かした高精度な調査体制
UAV(ドローン)による空中写真測量や地上型3Dレーザースキャナ(TLS)による高密度点群取得、GNSSやトータルステーションによる精密観測など、調査の目的や環境に応じた最適な機材と手法を選択。単に「現況を把握するため」だけでなく、その後の設計・施工・維持管理までを見越した“活きた情報”として調査データを提供します。「調査して終わり」ではなく、プロジェクトの進行にどう活かせるかを常に意識した調査設計・実施・報告が当社のスタンスです。
調査+測量+設計の連携が可能
たとえば構造物調査と3Dスキャンを組み合わせて、図面再現や出来形確認、変状把握につなげる。地形調査と同時に点群データを取得して、設計用の土量算出や断面解析に転用する。そうした柔軟な運用をワンストップで行えるのは、測量・調査・設計すべてに対応する組織だからこそ可能な対応力です。
災害現場・難地対応の実績多数
地滑りや崩落現場、災害直後の復旧調査、急傾斜地・山間部・アクセス困難地といった特殊な条件下でも、ネオプロジェクトは確かな実績と経験を有しています。そうした場面では、飛行経路を調整したドローン撮影や、TLS+GNSSの併用、緊急対応用のスタッフ手配などが求められます。
私たちは「条件が厳しい現場」こそ技術の真価が問われると考え、単に手段を提供するのではなく、状況に応じた“現場最適解”を一緒に考えるパートナーでありたいと考えています。
主な対応内容
地形・現況調査
構造物設置・造成工事・開発前に必要な地形・地物の把握を行います。UAV・TLSを活用した広範囲かつ高密度な現況データ収集も可能です。
交通量調査・人流調査
都市開発や再開発時に求められる交通量調査・交差点挙動・人流パターン調査など、カメラ・センサー・現地カウントなどを活用した実施が可能です。
災害・復旧関連調査
土砂崩れ・水害・地すべりなどの被災地において、ドローン・地上スキャン・RTKを組み合わせた現況把握と復旧設計用の基礎データ作成が可能です。
地質・土質調査(協力会社連携)
スウェーデン式サウンディング試験やボーリング調査など、地盤構成や支持力を把握するための基礎データ収集を行います(必要に応じてパートナー企業と連携対応)。
構造物調査
橋梁・擁壁・法面・建築構造物の現況把握、損傷部位の確認や変位測定・断面調査など、図面化と連携した精密調査に対応します。
非破壊試験検査に用いる機器と検査の様子
非破壊試験検査機器
専用の内部探査機器を使用して、対象を傷付ける事なく検査する事ができます。
非破壊試験検査の様子
非破壊検査とは物を壊したり傷を付けたりすることなく、その対象の欠陥や劣化の状況を調べる検査技術の事です。
調査成果の活用例
| 地形調査 | 設計用の基礎データ、造成計画、土量算出など |
|---|---|
| 地質調査 | 構造物の基礎設計、支持層把握、安全率算定など |
| 構造物調査 | 維持管理計画、改修設計、耐震補強検討など |
各種調査項目
| 試験項目 | 細目 | 備考 |
|---|---|---|
| 平板載荷試験 | 100KN以下 | |
| スウェーデン式サウンディング試験 | 10m以下 | |
| 現場CBR試験 | ||
| 現場密度試験 | 砂置換法 | 盛土、路盤 |
| 調査ボーリング | φ66、φ86 | 標準貫入試験、コア採取 |
| 室内土質試験 | 各種 | 地盤改良配合試験等 |
| 非破壊試験検査 | かぶり、鉄筋配置及び鉄筋径 | |
| 家屋調査、騒音調査 | 事前、作業中、事後 |
納品例
調査結果報告書(PDF)
写真・位置図・調査方法・数値結果を整理した成果物。
構造物スケッチ・変位記録図(PDF / DXF)
損傷部・変形の可視化、維持管理の判断材料に利用可能。
3D点群データ(.las / .xyz)
被災地や構造物の形状確認に。復旧設計に活用可能。
主要機器・ソフト
- 非破壊検査機器(ストラクチャスキャン SIR-EZ、プロフォメーター PM650)
これまでの実績
官公庁・民間問わず多数のプロジェクトに対応してまいりました。
こちらでは、個別にご紹介しきれない実績を一覧でご紹介しております。
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